はじめに
このたび設計スタッフ(正社員)を1名募集いたします。
内容をご確認の上、お申込みお待ちしています。
募集対象者
車の免許と車をお持ちの方。
実務経験のある方、建築学科卒業の方、希望。
建築士をお持ちの方、英語を話せる方、優遇。
以下、仕事内容に取り組む意欲のある方。
仕事内容
1.伝統的な家作りや暮らしのウェブ発信
2.土地・自然環境や民家の調査と評価
3.建築・土木・暮らしの設計計画と予算計画
4.職人への依頼と素材の手配と工期の調整
5.打合せと見積図面の作成と概算見積の作成
6.構造計算・温熱計算、確認申請・適合判定
7.現場での打合せ、職人の手伝いと記録
8.WS・見学会・その他催しの企画・運営
9.建築・土木工事、田畑や庭、暮らしの工夫
※ 最初は得意な所から、最終的には一貫して取り組んで頂きます。

勤務条件
給 与 : 20万円~(能力により応相談)
(交通費・遠方の場合の家賃は、応相談)
時 間 : 8:00~17:00(デスクワークは在宅も有)
休 日 : 週休2日(土日祝日が仕事の場合も有)
保 険 : 健康保険・厚生年金・雇用保険・労働保険
ソフト : Architrend / Ai・Ps・Pr / Windows
(ノートPC・iPad支給)
※ 遠方で引越しを伴う方は、ご相談下さい。

勤務先/申込先
〒 505-0302
岐阜県加茂郡八百津町錦織1152-2
水野設計室 水野友洋
お申し込みはお問合せフォーム からご連絡下さい。

お申込みの流れ
応募理由もお願いします。
出来れば、今までの活動がわかる資料もお送り下さい。
英語ができる・写真が好き・絵を描いたり文章を書くのが好き、自然農や石積みや料理や家具作りなど、好きな事好きだった事があれば教えて下さい。
書類選考後に面談をお願いします。
ZOOM面談と当設計室での面談の2回お願いします。
出来れば、今までの活動がわかる資料もお持ち下さい。

水野設計室のいままでとこれから
現在、水野設計室では私とパート1名の2人体制で、新築石場建て8軒を含む伝統工法の家作り10軒以上が進行中です。
今までの実績は、進行中を含め新築石場建て15軒、土壁4軒、民家再生6軒(内茅葺き再生2軒)です。生物多様性豊かで持続可能な暮らしを目標に、木組み・土壁・石場建てで構成された永く持つ家作り土作りを実践しています。
私の家作りの考え「石場建ての家」 >>> https://mizunosekkei.jp/ishibadate/
木の家ネットのつくり手インタビュー >>> https://kino-ie.net/interview_911/
10年前から伝統工法に取り組むようになりましたが、当初は伝統工法の家作りを希望する建て主さんと巡り合う事は難しく、ご縁のある棟梁も1人だけでした。現在は、Webを通して少しづつお問合せを頂けるようになり、20人以上の棟梁と左官・建具・瓦・茅葺・土木の職人や、素材の生産者達とのご縁を頂きました。
最近私の周りには、伝統工法の家作りを目指している若い職人達や、伝統的な家作りや暮らしを求めている建て主が増えてきましたが、その双方の繋ぎ役であるコーディネーター(建築士)が少ないと感じています。
その理由の一つに10年前と比べると、建て主の要望は建築の設計だけでなく、周辺の自然に配慮した土木の設計や暮らしの提案などの割合が高まってきた事があります。また、2025年には省エネ適合義務(気候風土適応住宅)と建築基準法改正があり、建築の意匠以外に構造・温熱・土木・暮らし・職人・積算などやるべき事が増える事からも、コーディネーター(建築士)の役割はますます貴重な存在になると実感しています。
コーディネーターが増えれば、伝統工法の家作りはもっと増え、職人の技術の継承・素材の生産体制の延命に繋がり、100年後も民家を作り続ける事ができる。そして、多様な生物と共生してきた日本の持続的な暮らしを、未来に伝える事が出来ると考えます。
言うまでもなく私も現在進行中でコーディネーターの勉強中ですが、水野設計設の役割はこの繋ぎ役であると定めて、環境が整ってきたこの機会に、一緒に学び仕事に向き合えるスタッフを募集する事にいたしました。

ご質問

さいごに
現場仕事半分、机仕事半分、田舎の設計事務所ですが、お申込みお待ちしています。