先日は、『木組み×土壁』家づくりDAY 2025に、お越しいただきありがとうございました。
愛知の丹羽明人アトリエの丹羽さんとの合同の企画で、「木組み・土壁の家」の見学会を4つの現場で同時に開催するという企画でした。
運営はほぼ丹羽さんがしていただいたおかげで、たくさんの人に周知・ご参加いただくことができました。
ご参加いただいた皆様、見学会を開催させていただいたお施主様、そして丹羽さんありがとうございました。
合同見学会を行うきっかけとなったのは、丹羽さんの一言でした。
「木組みや土壁の家が今後増えていく為には、あちらこちらで手刻みしてたり土壁塗っている現場があることを知ってもらう事」
特に近年は、自然素材でつくる「木組み・土壁の家」に共感してくださる方が増えてきています。
来年以降も、少しづつ規模を大きくしながら継続して続けることで、「木組み・土壁の家」を増やす事に繋げていきたいと思っています。
さて見学会の日ですが、見学と同時進行で日干しレンガで土塀作りWSを行っていました。
そのご報告です。

こちらは、日干しレンガを作っている様子です。
前回の土壁WSの時に、せっせと作らせて頂いた日干しレンガです。
今回はこのレンガを積んで、小さな土塀を作り、ワラビーランドの看板にしてしまおうという企画です。

まずは、土塀の骨の構造の部分です。
古材である栗の土台を棟木として使いました。

土が着きやすくなるよう、その材に藁縄を撒きます。

日干しレンガの材料は、余った土壁。
一か月ほど過ぎましたが、いい具合に固まっていました。

そして、製作した日干し煉瓦を積んでいきます。

ブロックを積むのと同じように、レンガを粘土で積んでいきます。

レンガは半乾きだったので、切ったり加工しながら積んでいきました。

泥は、道の上を飛んできます。




意外と作業自体は単純で、ほぼ施主さんやワークショップの参加者の方で、作られていきました。
基準や定規も使わず、自由な造景ですね。

屋根は、このまま土葺きの瓦です。
完成が楽しみですね。