【ご案内】3月31日 三和土ワークショップ

【土壁会】小屋作りワークショップ

今年の5月には、小屋づくりワークショップをやりました!
当初は、興味のある人たちに声をかけて集まって頂き、木組みや土壁を体験する場にしたいと大変楽しみにしていたのですが・・・このような社会情勢の為、最少人数で決行となっちゃいました。

実際に見て頂けなかったのですが、テキストと写真のBlogだけでは1/10も伝わらないと思い、今回は動画を作成し映像でお伝えできればと思います。という訳で、動画出来ました!
14分とあまりにも長くなってしまったので、タイムラプスだけの5分のダイジェスト版も作りました。お時間あるときにご覧いただけると嬉しいです!

5月から、もんもんと4ケ月以上動画作りから逃げてきましたが・・・、結局一夜漬けの一発勝負でやっつけました。
最近は、VlogというBlogの映像バージョンのジャンルがある事も知りました。
動画編集も大変ですが、まずはカメラワークの上達が急務です・・・!
YouTubeにも登録しましたし、今後はYouTubeもSNSの一つとして、名刺代わりにぼちぼちとやっていこうと思います!とにかくBlogやSNSなどは、負担にならないよう楽しんで続ける事が一番大切。創作活動の一つと思ってやっていきます!

さて、こちらが今回の2坪の小屋。
お隣の家と同じく、木組み 土壁 石場建て です。
なんと、今回は建て主さんが大工さんの元に通い、自ら墨付け・手刻みをされました!
私はというと、お昼をご馳走目当てに手伝いに来ました。

土台敷きと思いきや、なんと足固め仕様。

礎石は、自然石。

小屋はもちろん渡り顎。

壁も土壁。建て主自ら、土を寝かせて、土を塗る。
小屋としては、フルスペックの伝統工法ですね!

ただ、それよりも良かったのが子供達も全力で家作りを体験できたことです。

こちらは、泥をコネてる時の様子。
子供がいる時は、恒例の体当たり泥コネですが、子供の頃には、こういうムニュムニュした物など自然な物に触れて、香りや硬さや音や温度を感じる事が、とても大切な事だと思います。
なにより、子供が素手で触れて、または誤って口に入れも、害のない素材での家作りは、良い事。しかも、この土も一部再利用の土壁ですが、将来自然に還る素材での家作りは、価値ある事です。そして、土壁は、時間とともに味わいが出てきて、愛着が湧く。だから永く使われる。
土壁以上に、心から良いとお客様にお勧めできる家作りは、他にはない。

何もなかったところに、木で仕切られた空間が出来る。
ゼロから日本の伝統工法の家作りの流れを知っている人は、これからどんどん減っていく。
伝統工法の良さは、作る過程を見ないと伝わらない部分が沢山ある。
だから、たくさんの人に伝統工法を知ってほしい。

2年前に完成した、石場建てのおうちです。

お昼には、美味しいご馳走にビールにありがとうございました。
ほろ酔いの竹小舞が、とても心地良かったです。

また次の小屋作りを仕掛けていこうと思います!