はじめに
スタッフ募集は終了しました。
今後の募集にご興味のある方は、インターンシップをご検討ください。
募集対象者
水野設計室の考えに共感してくださる方。
以下の9つの仕事内容に取り組む意欲のある方。
車をお持ちで運転に問題のない方。
設計の実務経験のある方、建築士免許をお持ちの方、希望。
30歳以下の方、英語が得意な方、希望。
仕事内容
1.石場建ての家作りや暮らしのウェブ発信
2.土地・自然環境や民家の調査と評価
3.建築・土木・暮らしの設計計画と予算計画
4.職人への依頼と素材の手配と工期の調整
5.打合せと概算見積の作成と見積図面の作成
6.構造計算・温熱計算、確認申請・適合判定
7.現場での打合せ、職人の手伝いと記録
8.WS・見学会・その他催しの企画・運営
9.建築・土木工事、田畑や庭、暮らしの実践
※ 最初は得意な所から、最終的には一貫して取り組みましょう。
勤務条件
給 与 : 20万円~/月(賞与あり・昇給あり)
(通勤手当・住宅手当 ※上限あり)
時 間 : 8:00~17:00(休憩1時間・残業30時間/月)
休 日 : 週休2日・夏季休暇・年末年始
(土日出勤の場合もあり)
保 険 : 健康保険・厚生年金・雇用保険・労働保険
ソフト : Architrend / Ai・Ps・Pr / Windows
※ ノートPC・iPad・ポケットWifi は支給。
※ 仕事に支障がなければ、フレックス制や在宅ワークでも構いません。
勤務先/履歴書送付先
〒 505-0302
岐阜県加茂郡八百津町錦織1152-2
水野設計室 水野友洋
お申し込みはお問合せフォーム からご連絡下さい。
お申込みの流れ
申し込み用のメールで折り返しいたします。
任意の様式で構いません、応募理由もお願いします。
書類選考後に面談をお願いします。
ZOOM面談と、当設計室・現場での面談、2回お願いします。
水野設計室のいままでとこれから
現在、水野設計室では私とパート1名の2人体制で、新築石場建て8軒を含む伝統工法の家作り10軒以上が進行中です。
今までの実績は、進行中を含め新築石場建て15軒、土壁4軒、民家再生6軒(内茅葺き再生2軒)です。生物多様性豊かで持続可能な暮らしを目標に、木組み・土壁・石場建てで構成された永く持つ家作り土作りを実践しています。
住宅建築(2024年2月号) 巻頭文 >>> https://jyuken.site/no-503/
私の家作りの考え「石場建ての家」 >>> https://mizunosekkei.jp/ishibadate/
木の家ネットのつくり手インタビュー >>> https://kino-ie.net/interview_911/
10年前から伝統工法に取り組むようになりましたが、当初は伝統工法の家作りを希望する建て主さんと巡り合う事は難しく、ご縁のある棟梁も1人だけでした。現在は、Webを通して少しづつお問合せを頂けるようになり、20人以上の棟梁と左官・建具・瓦・茅葺・土木の職人や、素材の生産者達とのご縁を頂きました。
最近私の周りには、伝統工法の家作りを目指している若い職人達や、伝統的な家作りや暮らしを求めている建て主が増えてきましたが、その双方の繋ぎ役であるコーディネーター(建築士)が少ないと感じています。
その理由の一つに10年前と比べると、建て主の要望は建築の設計だけでなく、周辺の自然に配慮した土木の設計や暮らしの提案などの割合が高まってきた事があります。また、2025年には省エネ適合義務化(気候風土適応住宅)と建築基準法改正や物価高騰などがあり、建築は意匠以外にも構造・温熱・土木・暮らし・職人・積算などやるべき事が増えていたからです。
コーディネーターが増えれば、伝統工法の家作りはもっと増え、職人の技術の継承・素材の生産体制の延命に繋がり、100年後も民家を作り続ける事ができる。そして、多様な生物と共生してきた日本の持続的な暮らしを、未来に伝える事が出来ると考えています。
言うまでもなく私もまだまだ勉強中ですが、水野設計設の役割はこの繋ぎ役であると定めて、環境が整ってきたこの機会に、一緒に学び仕事に向き合えるスタッフを募集する事にいたしました。
(2024年2月)
ご質問
早い時期を希望しています。
町内にも数件アパートがありますので、ご自身でお探し下さい。
町営住宅で良ければ、ご紹介いたします。
さいごに
現場仕事半分、机仕事半分、地方の小さな設計事務所ですが、お申込みお待ちしています。