10月31日(土)・11月1日(日)・7日(土)・8日(日) 「名古屋の石場建て」構造見学会+竹小舞・土壁WS!

【土壁会】手刻みワークショップ

先週末に、紬建築の新城の刻み小屋にて、「手刻みワークショップ」開催しました。
新築の小さな刻み小屋は、40mmの杉の床板で、周辺の環境も心地よく、ワークショップにはちょうど良い環境でした。何よりこの刻み小屋は、天然乾燥の無垢材を利用し、木組み石場建てで作られており、伝統工法の話をするにも最適でした。

今回も5組限定で行いましたが、私や職人さん達も参加者の皆さんとお話しでき、参加者同士の交流もあり、あっという間の楽しい4時間でした。
次回の土壁会10月頃の「竹小舞・土塗り」です。

その前に、9月~10月の間に建て方見学会と、構造見学会を行います。
また、近づいたらご案内いたしますね。

さて、今回の土壁会は以下のような流れで行いました。

13:00~ 集合・挨拶。軸組み模型・加工された構造を使って、伝統工法の説明。

14:00~ 土塗りに使用する「コテ板ワークショップ」。各自「コテ板」作成。

16:00~ 実際の刻み作業の見学・鉋削り体験。

17:00  解散

盛りだくさんでしたが、「手刻みワークショップ」は、伝統工法でも特に大工仕事に興味のある方には、本当に伝えたいことを伝えることが出来ますね。
今後も、手刻みワークショップをどんどんやっていこうと思います!

こちらは、伝統工法の説明の様子です。
大工から実際の説明があり、写真やメモを取られている方もいらっしゃいました。
竹も土壁も実際に見て頂き、わかりやすかったと思います。

次は、皆さんで輪になって「コテ板」づくりです。
鋸で板を切断し、鉋で仕上げて、ビス止めする作業でしたが、皆さん悪戦苦闘しながら、無事に完成しました!
次回の土塗りは、My コテ板 を持参のうえ参加いただく予定です!

今回一番良かったのは、実況中継付きの刻み作業の見学。
動画を撮られたり、ガン見されながら、大工の仁くんには、たまったもんじゃなかったすが、手刻みの素晴らしさを伝えることが一番出来たと思います。
完成した家だけを見ていては、職人さんの手間なんてわからないと思いますが、仕口一つを作るのにどれほどの時間と技術がつぎ込まれているかを伝えられたと思います。

こちらは、ミニ削ろう会会場です。
ちびっこの腰の入った鉋掛け!

というわけで、雨の中参加いただいた皆様、ありがとうございました。

前回の三和土に続き、まだ家も建っていない中でのワークショップにご参加頂ける方が、少しづつですが来て下さるようになりました。

山で立木の状態を見に行く事、製材・自然乾燥後の材木や手刻みに実際に触れる事、土や稲わらや竹や木など家を構成する自然の素材のありのままの姿に触れる事は、貴重な体験価値に繋がっていくのだと思います。

私も数年前にこのような体験を一通り経験して、伝統工法の家作りの素晴らしさを知ることが出来、そしてその先の持続可能な自然環境へ真っ直ぐ繋がる小さな一歩が、伝統工法の家作りや暮らしだと考えるようになりました。少しでもこの思いに一緒に共感してくれる方が、広がっていくよう「土壁会」続けていきたいと思います。