年末の糸島の石場建ての様子。大工仕事が終わり、仕上げ工事に入っていきます。
夏の竹小舞の姿も良かったですが、木製建具の入った外観もまた良い感じですね。
左下の高床部分は便所で、床下にはコンポストトイレが設置されました。
簡易水洗タイプのセントレクス1000。
自然に負荷をかけない循環した暮らしの要は、人間のおしっこやうんこを土に還す事。
今回設計をさせていただき、少しの工夫で簡単にコンポストトイレを取り入れることが出来ることを教えていただきました。運用の様子も楽しみですね。
次回は、自宅の一角でコンポストトイレ小屋を実践してみようと思います。

台所の出窓。優しい陽が入ってきます。

勝手口。とれたての野菜は、こちらから。

南北に縁側のある板間と囲炉裏部屋。

ダブルエントリーの地棟の上には、腰屋根の煙抜き。

この家は、家の裏の山の木を100本以上伐り出して、大工の製材と手刻みで作らせていただきました。
材木を買う普段の家つくりとは違い、いかに山の木と大工の技術を生かせるかを悩みましたが、結局最後は思いっきり木を組みました。
いざ建った姿を見ると、裏の山に立っていた木から、人間の手でよくもまぁこんな家が建ったもんだというわけで、ただただ日本の大工が誇らしくなるのでした。
お知らせです。
来月こちらの家で「第4回環境再生ワークショップ」が開催されます。
講師は、雨の森の轟さんと坂本さんです。
私も囲炉裏担当で参加します。
ご興味があれば遊びに来てください。
日時:5月15日(木) 9:30⁻15:30
場所:福岡県糸島市
申込:そのだ自然農園

裏山の伐採。

大工の土場で製材作業。

そして、刻み作業。

草むらでの建前。

竹小舞のライトアップ。

外壁板張り。