関ケ原の石場建て6 刻み

 

関ケ原の石場建て、現在地松の丸太の刻みが進んでいます。

 

 

地棟は桁行六間かっとびで妻壁から飛び出しで、母屋下通りには2本、出桁の登り合掌に4本、妻行に1本、玄関正面にもう1本、合計8本の丸太加工。大変手間がかかる丸太ですが木組みするなら丸太を組まねば。

 

 

見せ場の曲がりの丸太、この曲がりは地松ならでは。

 

 

こちらも程よく曲がっています。
これだけ丸太を組むためには、小屋の空間確保が必要です。

 

 

  

 

 

 

合掌部分は仮組して確認し、垂木の位置出し。

 

 

 

 

  

約半年前、伐採に行ったあの松山に立っていた松の木が、ここまで来た。

ここまで来るのには、多くの職人の技術が注ぎ込まれている。
木こりさんが伐採し引きだして製材所に持ち込み製材屋が皮を剥き粗挽きして天然乾燥して仕上げ挽きをして大工の刻み場まで持ち込み、今大工が木の癖を読んで墨を付けて手で刻み、これから現場に持ち込まれて組み上げられる。

文章にしたら簡単な事で、今の私には見慣れた仕事になりましたが、はじめて木組みの家が現場で組み上がったのを見た時の驚きと感動が、私が木組み・手刻みにハマった瞬間でした。

 

もし大工に興味のある若い方がいらっしゃれば、ぜひご連絡下さい。
この家が組み上がっていく姿をみれば、きっと大工になりたくなるはずです。
6月中旬ごろ建前予定なので、ぜひ一緒に建前を見に行きましょう。
私がしっかり背中を押しますので、連絡お待ちしていまーす!
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さて丸太が終われば、次は差鴨居20本・柱70本、そんで屋根と作り物・・・。
まだまだ、大工の刻みは続きます。

そして私はというと、今晩も新しい木組みの軸組を描いてます。
調子が良くても悪くてもリズムを均して、今まで通り決まるまで静かに淡々と誰よりも描き続けますさ。