30坪の石場建ての家です。
2年前から目標にしていた「石場建ての家」。
施工は各務工務店。
「この建物は、時代が変わっても、皆から大切にされていくだろうな」
そう感じる建物は、日本や海外や町や田舎は関係なく、地域に倣った素材で作られ、時間に磨かれていく建物です。
私もそんな建物を残したいと決めて、しばらく考えていたのですが、2年前にふと気づいた建物が、今私が暮らしているような「昔の民家」でした。
あっちこっち行って探していたのは、実は私が生まれ育った家でした。
このたび「愛知の石場建て」の記事を通して「昔の民家」=「伝統工法」を「在来工法」との比較で、私なりに簡単に説明します。
伝統工法 | 在来工法 |
木組み・土壁・石場建て | ボルト・合板・アンカー |
100年・真壁・構造現し | 35年・大壁・構造隠す |
自然素材の建材 | 工業量産の建材 |
1945年以前 | 1945年建築基準法以降 |
費用大・工期長 | 費用小・工期短 |
低気密低断熱 | 高気密高断熱 |
お時間があるときに、一読いただければ幸いです。