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糸島の石場建て7 手刻み木組み

 


 

2024年春、材木も乾いてきたので、いよいよ修正挽きして、木作りして、刻みに入ります。
こちらが、軸組模型。棟梁が作る、図面みたいなものですね。

 

 

 

こちらは刻みの様子。
製材に使用したウッドマイザーは隅に移動して、土場は製材所から刻み場に。

手練れの大工軍団が6人が、奥でミーティング中です。

 

 

レイヤー毎に分割式の図板。

 

 

 

これが、あの裏山に立っていた木々。
大工の手仕事で、ここまで来ました。

 

 

 

 

 

 

これらの構造材が、あの裏山の前で、組み上がります。
想像するだけで、ワクワクしますね。

現在、見学会は3日間で約40名のお申し込みを頂いていますが、
皆さま、ぶったまげることでしょう(笑

 

 

お邪魔した日は、太鼓梁の加工中でした。

 

 

 

 

こちらは末尺八寸の太鼓梁。
この梁に、地棟がダブルでエントリーします。
今回は裏山の木を最大限生かすとい事で、太鼓梁を合計11本使います。

 

 

 

建前の順序を確認しながら、作業が進んでいきます。

建主は、他の現場の太鼓梁だと思っていたようで、実際に見られて驚かれていました(笑
建前では、もっと喜んで頂けると思うと、楽しみです。

 

 

 

 

そういえば、今回最初のプランは茅葺きから始まりました。

最近は、防火や構造など法規制をクリアして申請が通りそうな場所であれば、まずファーストプランの初球は、予算も無視して「茅葺き民家」をど真ん中に投げる事にしています。

建て主さんが打席に立っていない事が多いのですが、今回の建て主さんは打席に立ってくれました。
しかも、バットまで振ってくれ、とても嬉しかった。

これは前に飛ぶかもしれんと思い、行政とも協議し、建主と大工と一緒に茅葺き職人にも会いに行き、こちらの準備は万事OKまで行けました。

結果はファールで終わりました。
建主にも職人の皆さんにも、私のわがままでご迷惑をおかけしましたが、次の一球に繋がる、貴重な経験をさせて頂きました。
肩はめちゃくちゃ温まっていますので、いつでも登板OKです。

ぜひ打席に立ち、初球をフルスイングして下さる方をお待ちしています(笑

 

こちらが、最初のプラン。 

 

今は7月21日のお昼。
明日の建前に間に合うように、そろそろ出発です。

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