3月21日(金)・22日(土)の轟さんと坂本さんのWSは満席で予約終了とのことです。
私も久しぶりのWSの参加で楽しみです。
さて、投稿がずいぶん遅れましたが、半年前の土壁の施工の様子です。


今回の家作りは、身近な地域の自然素材にこだわって進行中です。
といっても、福岡では伝統的な家作りに必要な素材を集めることが非常に困難でした。
材木は裏山の木を使う事が出来ましが、荒壁や竹は糸島で見つける事が難しく、数カ月以上かけて粘土から藁を発酵させて荒壁土作りをし、竹は左官屋さんのストックの竹を使用しました。
岐阜には、天然乾燥の材木屋さんや泥コン屋と竹屋など素材の生産者がいらっしゃるの、伝統工法の家作りをする上で必要な材料は1ヵ月あれば全てそろえる事が出来ます。それが当たり前と思っていましたが、他の地域を見て今の私の環境がいかに伝統的な家が作りやすい環境かという事を実感しました。
いつも建築の素材をストックして下さっている生産者の方に感謝をしつつ、この恵まれた環境を生かさねばと思いました。

泥こね中、かなり赤強いですね。
乾いた時の荒壁の表が楽しみです。
赤は泥の中の金属が酸化した錆と言われています。

竹切中。


編み終えた竹小舞。

泥はポンプで送る。

送られた泥は、この木箱に入れます。
さぁ、泥塗り開始。


左官の親方が良いですよ。












地面は草が生い茂り、屋根には瓦が葺かれました。



