シンポジウム、無事終了しました。
この度は、貴重な場にお声掛けいただき、誠にありがとうございました。
私は普段の設計活動の中で「災害対策」まで考えることはなかったですが、今回このような場をいただけたことで私が取り組んでいる伝統工法の新しい側面を発見したり、次にやってみたい事も見つかり、私自身非常に良い勉強になりました。
覚えとして、資料を貼っておきます。
まだ今は現実的な話ではありませんが、一つの目標として。
さて、このような場に呼ばれることは今回で2回目でした。
今回は始まるまでは余裕があったのですが、いざ前に立つとさすがに緊張して早口になってしまい、上手く伝えられなかったところが反省です。次回は、もう少し場を想像して、ゆっくり話せる資料を作らねばです。
当たり前の事ですが前回の反省で、他のパネリストの方の話をしっかり聞いて発言する事、シンポジウムの際の質問には的確に答えるという事は、ずいぶん意識しました。またその場では出てこないのですが、後から考えると質問が色々出てくるものです。今後はもう少し場に慣れて、普段の会話のように質問が出来るよう、日々訓練せねばですね。
2月15日(土)の JIA東海 災害対策 連続セミナー 2025年第1回にパネリストとして参加させていただくことになりました。
近くでご興味ある方がいらっしゃれば、よろしくお願いします。
詳細はこちら >>> http://www.jia-tokai.org/event/1808
ここ数年、災害によって暮らしが壊れてしまい、その後自然を無視した復興が行われて、その復興がさらに次の災害を引き起こす悪循環が加速していると感じます。自然はいつか戻るかもしれませんが、伝統的な人の営みが全て消えていく事は寂しい事であり、古き日本の文化を少しでも残す為に私に何かできる事はないだろうか、と思う時がたまにあります。
岐阜や愛知でも自然災害は毎年起こっていますし、南海トラフ地震もいつ起こるかわかりません。確実に起こる災害に対して今は行政に頼る部分が多く、結果として短工期の復興に繋がっている気がします。個人では生き残るための備蓄は進んでいますが、暮らしや文化を災害廃棄物の問題など、個人や民間で事前に出来ることがたくさんあるような気がします。
というわけで、建築や土木の視点から、災害前の今私に出来ることを一度考える機会として、また私も一緒に学ぶつもりで参加させていただきます。よろしくお願いします。

