夏に建前した天白石場建て、工事も終盤の仕上げに入りました。
この度、建主様のご厚意で完成見学会を開催いたします。
当日は紬建築の柴田さんとお待ちしています。
日時
12月29日(日)
① 9:00-10:30
② 11:00-12:30
③ 13:30-15:00
④ 15:30-17:00
紬建築さんは、年明け(1月11日(土)・12日(日))も開催されています。
紬建築HP
場所
名古屋市天白区
※ 申し込み後にご連絡します。
申し込み
お問合せより、下記項目をご連絡下さい。
1.氏名
2.住所
3.携帯電話
4.人数
5.希望日時
6.コメント(参加目的など)
※ 建築関係の方も参加可能ですが、家作りを検討している方を優先させて頂きます。
建物概要
名古屋市内の第一種低層地域内で、延床面積20坪の小さな木の家です。基礎と土台を緊結しない足元フリーの二階建ての石場建てです。限界耐力計算で安全性を確認し、適合判定と建築申請を通しました。
壁は真壁左官仕上げと大壁鎧張り仕上げ、屋根は和型のいぶし瓦と壁には小庇。いつもの構造即意匠の和の佇まいです。今回は内外建具全て地場製作の木製建具で、意匠は渋滞寸前です。
脚固めと胴差がぐるっと回る田の字の伝統工法は、本当に無駄のない理にかなった構造です。私は構造即意匠の真壁の家は、設計者の思いや意思は抑えて構造美で勝負だと今まで思ってきました。
しかし、今年参加させて頂いた京都鴨川建築塾で横内先生のお話を聞いて、建築の質を高める為の努力が全く足りていなかった事に気付かされました。見学会に来られた際には、そんな努力の小さな跡も見て頂ければと思います。
写真
木と土で構成される室内。
工事着工前、既存建物解体前の様子。
構造見学会のライトアップの様子。
現在の姿。
建前時上空より。