【ご案内】3月31日 三和土ワークショップ

柳津の民家再生5 基礎

基礎工事の様子です。
地盤が沈下気味で、礎石や土台は跡形も無く、柱も一部抜けていた東側。
地盤を作り、建物を揚げる為の支持点を確保する為の擁壁を作ります。
前回の解体は、この擁壁を作る為のスペース確保です。

擁壁が完成したら、揚家の再開。外周部の基礎を作るスペースの確保です。
大工は、平均年齢20歳の各務工務店のお弟子さん3人たちです。

揚家が完了したら、地盤を締め固めて型枠組みです。

鉄筋組立、並行して電気給排水の配管工事。そして、コンクリート打設です。

型枠をばらして、基礎工事が終わりです。
今回は、痛みの激しい東側半分の改修。全体ではなく部分的な工事の為、構造の連続性を保ちたいと思うと、悩むところです。ただ部分的に固めるのではなく、壁は変形性能のある耐震要素を分散配置で、地盤も同じくで、既存と同程度を目指すところです。

さて、基礎も整い、材料も到着しました。
いよいよ大工工事始まります。