昨年から始まっている刻み作業の様子です。
大工は、刻みの時から地下足袋を履き、仕事ぶりや性格はどこからどう見ても大工にしか見えない碧南の尾崎棟梁。
建築士でもあり住宅から社寺まで一人で手掛けてきたそうで、愛知の土壁でも自ら施工図を描かれて、一人で墨付け刻みをして頂いています。技術だけでなく知識と経験が豊富な職人さんから色々教えて頂ける事は、私にとって貴重な経験です。
棟梁はさっぱりしてますが、今年の全国の建築技能競技会に愛知の代表で出場して銀賞だったそうです(祝)
こちらは、梁桁に使う杉材。二年前から押えて頂いていた三河の天然乾燥材です。
刻まれた材。
墨付けから刻みまでの作業を一人でされるのは初めて見ました。しかも変形平屋の60坪。
こんな長丁場にも関わらず、一つ一つの作業をとても丁寧な仕事で進めて頂いています。
現場は地下室埋設完了です!