【ご案内】3月31日 三和土ワークショップ

愛知の茅葺き再生18 囲炉裏

3月の初めに完成見学会をさせて頂いた時の様子です。
見学会終了後に、火入れをしました。

建て主の親子が火を焚く。
煙は小屋裏へと上る。
茅葺き現し仕上げの小屋裏は、煙たい。
家の中の日常に火があり、茅葺きがある。

暗くなったら火で灯りを取る、寒くなったら火で暖を取る、腹が減ったら火で食を取る。
この家には、昔の暮らしの頼もしさや安心感、不便から来る日常の楽しさや美しさがある。
温度湿度の調整、生活作業の機械化、均一な工業製品で作る「現代の家」とは真逆です。

「現代の家」に疑問を持ち、「伝統的な日本の家」に興味を持つ人はいますが、行動に移す方は少数です。今後も、茅葺きや囲炉裏の再生などを通して「伝統工法」見て頂き実際に触れて頂き、行動に移して頂けるような仕事をしていきたいと思います。

見学会にご参加して頂いた皆様、ありがとうございました。
今回の見学会では建て主のお話もあり、茅葺き再生の経緯などをお話して頂きました。
また落ち着いてしばらくしたら、住み始めてからの見学会(催し)を企画中なので・・・、
ご興味のある方は、ご連絡下さい。