9月5日(土)・6日(日) 柳津の民家再生 完成見学会

2020 春の風景

いい季節になりました。
事務所は風が通り抜けて、心地良しです。
私はいつも、ここでパソコンに向かって仕事をしています。
大きな仕事が一段落するとこんな感じで綺麗にしますが、普段はぐちゃぐちゃです。
もちろん年中在宅勤務な訳で、締め切り前には大体24時間ここに入り浸りです。

最近は、在宅勤務が増えた方や、新たに始めた方も多いと思いますが、結構ストレスが溜まるんですよね。広さは別として、私もいろいろ試しましたが、とにかく仕事を早く終わらせるために、ストレスを出来るだけ減らす。その為に出来ることは、良い道具をそろえる事が一番です。

参考までに道具のご紹介。

1番目は、デュアルモニター。 作業効率10%UP

モニタースペースが問題になるかもしれませんが、何よりも優先する価値があります。作業内容にもよりますが、10時間の仕事が約9時間になるイメージです。テレカンの事を考えると次は3画面以上にしようと思っています。

2番目は、マウス。 作業効率5%UP

私は、ロジクールのボールマウスを使ってます。一日中作業しても気にならないほど手の疲れは減りましたし、ボールなので感度が落ちることがほとんどなくなりました。また自分に合わせてカスタマイズも出来、マウスパッド無しで使えるので、机の上がぐちゃぐちゃの人や机が小さい人にもおすすめです。

3番目は、椅子。  作業効率4%UP

私は、エルゴヒューマンプロオットマンを使ってます。多分アーロンチェアの方が人気があると思うのですが、オットマンが欲しかった事とヤフオクでこちらが安く落とせたので、特に不満もなく使ってます。実は、どちらの椅子も10万円を超えます。絶対10万円は高すぎると思うのですが・・・、とにかくいろんな姿勢を作れるので、一日中の作業の時も、前傾姿勢とか背筋伸ばしとか、あぐらをかいたり、オットマン出したり・・・などなど座っての作業が苦になりません。
例えば、椅子が110,000円として、3年使うと 約1,100日で100円/日、6年使うと約2,200日で50円/日。私は、そう言い聞かせて買いました。

4番目は、キーボード。  作業効率1%UP

私は、ロジクールのスリム型のキーボードを使ってます。初めはいろいろ試しましたが、一旦これに落ち着いたら、変えることなく今回で3台目です。キーボードの使いやすさは人それぞれなんですが、キーボードにもいろんな種類や特徴があるので、試して使いやすいものを見つけて下さい。
私はスッキリした無線タイプよりも、とにかく絶対遅れがなさそうな有線が好きです。

おまけで、ウェブカメラ。 作業効率0%UP

ロジクールのウェブカメラです。自分の作業性はそんなに変わりませんが、映像が綺麗でズームも出来る、マイクもクリアなので、クライアントとスムーズなテレカンが出来、好印象かなと思います。以外だったのが、外部プライバシーカバーも、物理的にカメラを遮るのですごく安心感があって満足です。

5つ合わせると作業効率20%UPです!
ここまでしっかり説明をするつもりはなかったのですが、良かったら参考にして見て下さい!

こちらは、アウトサイドOFFICEです。
気分転換に庭に出て、テーブルで作業したり、ハンモックで本を読んだり図面チェックしたり。

業務がリモートで完結する人には、田舎オフィスは、良いと思います。
田舎の空き家は、割と家が大きく離れ付きも多いので、広い部屋で個室を数個作ったりとかも可能です。また私の町では、三密になるのは、農協かホームセンターぐらいで、人がほぼいないので子供達も外で遊んでいます。

もし、田舎オフィスにご興味があれば、応えられる範囲でご質問にはお答えします。
こちら、私の町の空家情報です。参考までに。
http://akiya.yaotsu.jp/akiya/

さて、子供達の長い春休みは続いています。
ゲームの無い我が家では、アナログな春休み日和です。

まだ春なのに、夏休みかと思うぐらいドロドロのびしょびしょで帰ってきます。

頻繁に、川や用水路で魚を何十匹も捕まえて帰ってきます。
魚の他にもドジョウやエビや昆虫など、動くものなら何でもいいみたいです。
どんどん増えるので、お風呂が二つも魚の水槽になりました。

こちらは小麦畑です。パン用の硬質小麦を育てています。自家製粉でパンにします。
春になりグッと大きくなりました。あと一ヶ月ほどで、黄金の小麦畑です。

こちらは、田舎あるあるの物々交換。
今年は猪が減って、タケノコが大豊作でした。
うちはタケノコ担当で、午前中に子供達がタケノコを大量に掘り、かえってアク抜きして、何人かの方に配ります。そうすると、何人かの苗担当の人からいろんな種類の苗を頂きます。

畑はこんな感じです。
畑にイチゴを植えておけば、子供達をイチゴで釣って、畑仕事を手伝ってもらえます。
しかし、早朝から子供たちのつまみ食いが激しすぎて、なかなかテーブルにイチゴがのりません。

こちらは、お米の種蒔き。
6反1800坪の田んぼなので、120箱以上作ります。
毎年、子供達も慣れてきて、作業が楽になりました。

こちらの小屋は、工事を始めました。
製粉所・精米所そして木工所にしようと思っています。
床は杉板、天井は野路現し、壁は中塗り仕上げ、ダルマストーブを置いて、冬にポカポカの居心地の良い作業部屋にするつもりです。
ちょっと時間が無くて、今年は無理かな。

私事ですが、年度変わりで前年度のお役であった「地元の商工会の4役、建築士会、PTA、水利組合」が、着々と終わりました。今年度は、引き続きの商工会3役と消防の役だけです。今年は半分ほど肩の荷が下り、来年には久しぶりに身軽になれます。こんな情勢ですが、今年も皆さんが喜んで頂けるような活動をして、そして学びを得られるような一年にしたいと思います。


ここからは、忘備録。

さてと、今年に入り、世の中が混乱し、大きく動きが加速し始めた気がします。
あのヨーロッパで人工呼吸器が不足し命の選択が行われていた事。
突然に命を懸けた戦いの場面に立たされている医療関係の方々。
人の移動がなくなり、飲食・店舗・観光の仕事が激減した事。
いつかは落ち着くのですが、世界は元に戻るつもりはないらしいです。
正確には壊れた所を元に戻すのではなく、そのまま回る世界になる。
私は、数か月後に来るであろう最悪の建築の不況を想像して震えています。
なんとなく楽しむことに自責を感じ、言葉や行動を選んでしまいそうになる。

そんな中、最近は自粛の影響で、連日の会議や飲み会がなくなり、夜な夜な濃密な思考の時間を過ごしています。仕事が不安定で焦っているのは毎度のことで、今後どんな仕事をどのように取っていこうかという事をいつも考えていますが、今回は30歳で脱サラしたあの収入の無かった頃ぶりに、怒涛の情報吸収中。これからの作戦を立てるのに、久しぶりに睡眠不足の時間不足です。

30歳まで金融の世界で世の中の情報を追いかけてきた。この10年間はiPhone持ってSNSやBlogをかじった程度で、世の中の情報は半ば強制シャットアウト。ただただ設計の世界で食べていくにはどうしたら良いかに始まり、伝統工法を追いかけてきた10年でした。そして、今年で40歳。
ここ1・2ケ月、この10年で世界がめちゃくちゃ動いていた事を知りました。

例えば、オンライン英会話。こんな簡単にネイティブの方の英語に触れられるとは。残念ながら通じ合いませんでしたが・・・、海外に行く夢が具体的に描けそうです。これから頑張ろ!
以前より、仲間内でZoomは使っていたのですが、お客さんともZoomで打ち合わせが成立し、この先スタッフをお願いするイメージも具体的になってきました。
他にも衝撃だったのが、NewsPicks。普段は時間をかけて探していたコンテンツや著名人を、こんなタイムリーにリーズナブルに教えてくれるんですね。ここ数年は、どの情報についていくのか迷って面倒くさくて一歩が踏み出せませんでしたが、的を絞ってもらえると前に進める。
おかげで、面白いなとか、すごいなと思った人たちをたくさん知ることが出来た。ほとんど私よりも若い人たちばかりでしたが、その人たちの本も読みあさってます。

そして、異次元のレベルで時代に遅れている自分を発見しました。

というわけでとりあえず、オンラインサロンというものにも参加して、デジタルのコミュニケーションを体験中。完全時代遅れのダメおじですが、ゼロスタートで若者に着いていかねば。
そんな焦っている私の横で、中学生の娘は学校の iPad で授業をやってる。N高は生徒数15,000人で、N中等部もネットコースが始まるらしい。もう街と田舎の教育の差はなくなる。
そもそも、テキストのBlogを書いてる暇があれば、今はビジュアルのVlogを作る時代らしい。早速、YouTubeを始めよう。SNSも真剣に試してみよう。デジタルは、もう一度可能性をくれる。

大切なことは、IPT と エンゲージメント と Trial and Error 。

たしかに最近スマホやパソコンを使う時間が増えた。
買い物も、打ち合わせも、授業も、デジタルに侵食されていく。
Windows・office365・iPhone・iPad・Facebook・Amazon・Zoom・Adobe・CAD・NewsPicks・Twitter・Google・YouTube・Yahoo、田舎の暮らしに必要なものは、これらのデジタル。
人は動かず、物が少し動いて、デジタルだけがコミュニケーションを乗せて突っ走ってる。

話は変わって、ここ20年間の日米で一番成長に寄与していない業種は、GDPベースで建設業。
日本-15%、アメリカ-9%。断トツ1位のマイナス成長の業種が建設業。
ちなみに情報通信業は、日本+24%、アメリカ+84%。断トツ1位のプラス成長の業種。
昨日(2020年5月9日)のニュースで、日本を代表する東証一部に上場する2170社の時価総額が558兆円に対し、アルファベット(グーグル)・アマゾン・フェイスブック・アップル・マイクロソフトのアメリカの5社の時価総額が560兆円となり東証一部を上回ったらしい。
10年前を知っているからか、信じられなかった。そんな時代かと・・・?という時代になってた。
この10年間で日本の2170社の株価は1.6倍になったのに対し、アメリカの5社は10倍。
しかもこの5社は、ほとんど日本人にとってなくてはならない会社であり、特にこの自粛期間に存在感をさらに高めている。
その差はトヨタ21兆円に対し、マイクロソフト150兆円。日本の国家予算より大きい。
そしてなんとアメリカに新しい自動車会社がある事を知った。テスラ16兆円。

話は戻って、私はそのマイナス成長の建設業の中でも民間住宅、さらに江戸時代の頃の伝統工法をやっている。 つまり、一番市場が縮んでいる、超マイナスのトレンドを私は追いかけている。
しかも追いかけている場所は、昭和から40年間ほぼ変わらず、毎年同じことを繰り返しやっている田舎の町で、その田舎の町に私は頭の先から足の先まで漬かってる。
10年前に田舎の町に戻ったのは自然の中で子育てをする為。
設計事務所をやっているのは、フリーランスで家族との時間を大切にする為。
伝統工法をやっているのは、歴史的に意味のある事を仕事にしたいと思ったから。
笑ってしまうが、これが私の現在地点。

これからは・・・、世界が大きく変わっているように、30年間停滞していた日本や私の周りも、大きく変わらざるを得ない。もう始まっているのか、今回がきっかけになるのか、10年後になるかはわからないけど、子供たちが大人になった時には、良いも悪いも含めて今のままでは通用しない。
既存の社会構造が崩れていく中で、転がっているチャンスを掴む為にも、現状に縛られずどんな変化も受け入れられる体制を整える事。
風が変わる時は、守るがリスク。だれもいない場所を攻めるのも楽しい!