この現場では「気候風土適応住宅」を知って頂く為、建主さんと岡崎製材所さんにご協力いただいて、何度か見学会を行い多くの方に現場を見て頂きました。10月30日に、再び岐阜建築士会の主催で「東海地域の気候風土適応住宅 現場見学会」が開催されます。申込期間は今週から来週22日までです。ご興味のある方は、下記リンクより岐阜建築士会 事務局へお申し込み下さい。
岐阜建築士会員に限らず、職人の方や学生の方や一般の方まで、どなたでも申し込み可能です。
私が「気候風土適応住宅の説明」と「伝統工法の素材と職人の仕事の紹介」をお話します。
現場は、床壁天井の仕上げや窓枠・棚など大工の造作工事が終わりました。
電気配線など細かい作業が済んだら、いよいよ中塗りの工程に入ります。
この家で一番好きなのは、東の土壁。
図面上で、機能だけを考えて窓や収納を作るのは簡単ですが、壁を作るのは難しい。
家が建ってから、窓じゃなくて壁を作ればよかったと思う事はよくある。
大きな壁があるだけで、周囲の窓の存在が濃くなって、部屋がとても良くなる。
結局、ゴチャゴチャ作り込む事は簡単で、単純に作る事は難しい。
そして、単純な家ほど、永く持って美しくなるのだ。
10月30日は午後から建築士会の見学会ですが、午前中から現場にいます。
家作りをお考えの方で、見学希望の方は10:00~12:00までご案内させて頂きます。
ご興味のある方、ご連絡下さい。