5月の連休明けから、トシ建築お山工場では、刻みが始まりました。
お山工場は、八百津の山の中にあります。鳥の鳴き声と川のせせらぎが聞こえる静かな所です。
トシ建築の親方の遠藤さんと、弟子のトムさんです。
@toshi_ken2020
刻みとは、家の骨組みとなる柱梁など構造材の加工をする事です。
加工と言っても、接合部にはボルトや金物を使用しない、日本の伝統的な仕口の加工です。
こちらが今回建てる家の軸組模型。
石の上に、この木組みの構造を建てます。
まずは、大工の設計図である図板を作ります。
刻みに入る前に、まずは構造と番付を頭に入れます。
こちらが使用する材木です。
林業に携わる建て主さんが、1年前に自ら伐採して運搬した木も入っています。
製材屋さんで天然乾燥して製材しました。
自分で伐採した木で、大工に家を建ててもらう。贅沢な家作りで羨ましいですね。
これからの家作りの価値は、職人の手仕事と自然の素材ではないかと感じています。
山と製材との連携がとれているトシ建築は、どんな構造材でも山からの相談からでも柔軟に対応してくれる頼もしい工務店さんです。
さぁここからは、ひたすら墨付け刻みです。
刻みの記事はこちらをご覧ください >>> https://mizunosekkei.jp/tag/process/
トシ建築では、恵那の石場建ての後も、まだまだ手刻みの家・石場建ての家作りが続くそうです。
お弟子さんも引き続き募集しているそうです。
手刻みの木の家作りを学びたい方、石場建ての家を建てたい方、トシ建築でとことん木と向き合いたい方、ぜひ飛び込んでみて下さい!
次は、建前なり。