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「住宅建築2024年2月号」掲載されました

「住宅建築」という雑誌に、「音楽家の家」と「愛知の茅葺き再生」を掲載していただき、巻頭文を書かせていただきました。

素晴らしい建築家の方々と並んで掲載して頂き、身に余る光栄です。
今回の特集は、いろんな角度から「住まい 100年後の風景」にアプローチする内容で、私も色々考えさせられました。
建築関係の方以外でも、家作りに興味のある方なら、楽しんで頂ける一冊だと思います。
年末年始のお供に、ぜひ手に取ってご覧ください。

 


試し読み >>> https://www.yondemill.jp/contents/61456


住宅建築Webサイト >>> https://jyuken.site/2024-02/


>>> https://amzn.asia/d/9FGN1fR


 

雑誌の表紙には、音楽家の家の礎石の写真。
誰も気にもしないだろうなと思いながら、茶色の錆の入った凛々しい石を探し、石の向きなど色々悩んで配った礎石が、こんな形で取り上げられることになるとは・・・、嬉しい。

 

今回初めて雑誌掲載のお話をいただき、2つの事を伝えたいと思った。
一つは「伝統的な家つくり」は、その気になれば今でも簡単に出来るという事。
もう一つは「自然を壊さない家つくり」を、私は本気で目指しているという事。

この記事を通して「伝統的な家つくり」がこれからの家つくりの選択肢の一つとなっていき、そして動物や虫や草木など生き物たちと人間が共生できる「自然を壊さない家つくり」を考えるきっかけになってくれれば、幸いです。

いざ原稿を書こうと思い文章を書き始めたら、思いが溢れすぎて数万字となり、それを3000字まで削り落としました。そのまとめる作業は、自分の頭の中を整理する作業で、ずいぶん時間をかけました。
書ききれなかった内容をこちらにまとめてみましたので、ご興味があればご覧ください。

 

最後に、いつもお世話になっている職人さんや素材の生産者さん、撮影にご協力頂いた建主さん、今まで育てて頂いた建主さん、ありがとうございました。
そして、こんな地方のしがない小さな設計事務所にお声掛けいただいた変わり者の編集長、背中を押していただいたお酒の好きなカメラマン、ありがとうございました。これを励みにこれからも進んでいきます。