静岡にて石場建て始まります。
静岡県は、地震係数 1.2 安全限界 1/20 。
シャレにならんが・・・、望むところです!
現在実施設計中。久しぶりに、鴨居差しの民家を目指します。
写真は、石場建てで建設中の木こごろ工房 松村大工の自邸。
春、建て主と大工探しが始まり、静岡の若い大工集団がボランティアで行っている見付長屋再生に行き、松村さんにお会いしました。その後、松村さんの刻み場へ伺い、仕事を見せて頂き、三人で話をしました。
伝統的な静岡の「木組みの民家」を建てたいという思いの建て主と、静岡で「手刻み土壁」の家つくりを知ってもらおうと体を張ってる大工が、意気投合するのに時間は必要ありませんね。
家を買うのではなく、素材から作る伝統工法の家は、建主と施工と設計の三人の関係が築けて、初めて家作りのスタートラインに立った気がします。
三人の思いが最高の形として実現できるよう、設計させて頂きます。